甲骨文(こうこつぶん)
七絶 女民兵のために 照に題す 1961年2月
「民兵」は武装された民衆の組織である。生産から離れることなく、「土地を守り、家を守る」。外敵が侵略してくれば、これと勇敢に戦う。赤軍.八路軍.解放軍の勝利も、これと切り離しては考えられない。
颯爽英姿五尺槍
曙光初照演兵場
中華児女多奇志
不愛紅装愛武装
[日本語版]
さつそう えいし こしゃくじゅう
颯爽たる英姿 五尺の槍
しょこう はじ て えんぺいじょう
曙光 初めて照らす演兵場
ちゅうか じじょ きし おお
中華の 児女よ 奇志 多し
くれない よそおい あい ぶそう
紅の 装を 愛さずして武装をば愛す
英姿颯爽と銃をもつ女民兵たち。曙の太陽が真新しい光で練兵場を照している。若い、次の中国を担う世代には、すばらしい志を持つ者が数多くいる。華美な衣装で飾るより、祖国を守る服装をしたいというのだ。
訳詩by「毛沢東その詩と人生」 武田泰淳.竹内実
文芸春秋(株)発行
